概要
生態と外見
カメ目カミツキガメ科の大型の淡水ガメで、甲長 40〜70 cm 級、北米最大級の淡水ガメ。ごつごつと隆起した甲、大きな頭、鋭くかぎ状に曲がったくちばしが特徴。北アメリカ南東部の川や湖の底に生息し、魚や他のカメ、水生動物を食べる肉食性。
他分類との違い
同じカミツキガメ科でも、活発に動き回るカミツキガメ属 Chelydra と異なり、本種は水底でじっと待ち伏せる狩りに特化している。背甲に並ぶ三本の高い隆起 (キール) と、より大きな頭が、カミツキガメ属との分かりやすい違いである。
名前の由来
学名 Macrochelys temminckii の属名はギリシャ語で「大きなカメ」を意味し、その大きさにちなむ。種小名 temminckii はオランダの動物学者テミンク (Coenraad Jacob Temminck) への献名である。和名「ワニガメ」と英名 Alligator snapping turtle は、ごつごつした甲と大きな口をワニになぞらえたものである。
興味深い特徴
舌の先に、ミミズのように見える赤いひも状の突起をもち、口を大きく開けてこれをくねらせ、ルアー (疑似餌) のように魚をおびき寄せて一気に噛みつく独特の狩りを行う。じっとしていると甲に藻が生え、水底の岩や朽ち木に紛れて見つかりにくくなる。
明日使えるうんちく
水底で長い時間動かずに待つことができ、活動が少ないぶん酸素の消費も抑えられる。大きく成長するまでに長い年月がかかり、とても長生きする動物として知られる。
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基本情報
学名
Macrochelys temminckii
学名(カナ)
マクロケリュス・テンミンキイ
英名
Alligator snapping turtle
英名(カナ)
アリゲータースナッピングタートル
大きさ
40〜70 cm(甲長)
体重
20〜80 kg
食性
肉食(魚や他のカメ)
活動時間帯
夜行性(待ち伏せ型)
生息環境
川や湖の底
分布
北アメリカ南東部
見られる施設
施設情報は施設別ページから確認できます。
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