概要
生態と外見
有鱗目イグアナ科の大型の樹上性トカゲで、全長 1.5〜2 m 級 (尾を含む)。緑色を基調に、背中央に並ぶ棘状のたてがみ (クレスト) と、喉の下に垂れ下がる扇状のひだ (デューラップ) を持つ。中南米の熱帯雨林の樹上に生息し、成体はほぼ植物の葉や果実を食べる草食性。
他分類との違い
アガマ科 (旧世界) と外見が似るが、本種が属するイグアナ科はアメリカ大陸に分布し、歯が顎の内側に付着する側生歯 (プレウロドント) を持つ点で区別される。同じイグアナ科でも本種は大型で樹上性が強く、地上性のサイイグアナ類とは生活様式が異なる。
名前の由来
学名 Iguana iguana は属名と種小名が同じ「同名 (tautonym)」で、Iguana は西インド諸島の先住民タイノ族の言葉 iwana に由来するとされる。和名・通称「グリーンイグアナ」は緑色の体色と属名をそのまま表す。
興味深い特徴
頭頂に「第三の眼」と呼ばれる頭頂眼 (パリエタル・アイ) を持ち、これは像を結ばないものの光の明暗を感じ取り、日周リズムや上空からの捕食者の影の感知に関わると考えられている。危険を感じると高い木から水中へ飛び込んで逃げることもあり、泳ぎも得意。
明日使えるうんちく
ペットとして世界中で人気があるが、大きく育つため飼育には広い空間が必要で、放逐された個体がフロリダなど温暖な地域で野生化し外来種問題となっている。喉のデューラップは体温調節や、雄どうしの誇示・求愛のディスプレイに使われる。
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基本情報
学名
Iguana iguana
学名(カナ)
イグアナ・イグアナ
英名
Green iguana
英名(カナ)
グリーンイグアナ
大きさ
1.5〜2 m(尾を含む全長)
寿命
10〜15 年
食性
草食(葉や果実)
活動時間帯
昼行性
生息環境
熱帯雨林の樹上
分布
中南米
見られる施設
施設情報は施設別ページから確認できます。
写真
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