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アオサンゴ(アオサンゴ)

Heliopora coerulea

基本情報

学名

Heliopora coerulea

学名(カナ)

ヘリオポラ コエルレア

英名

Blue coral

英名(カナ)

ブルーコーラル

大きさ

50〜100 cm(コロニーサイズ)

食性

光合成・捕食(褐虫藻との共生)

活動時間帯

固着(造礁性。八放サンゴで石灰質骨格)

生息環境

浅海サンゴ礁(水深1-10m)

分布

インド洋・西太平洋

生態と外見

アオサンゴ Heliopora coerulea はインド洋・西太平洋の水深 1〜10 m に生息する造礁サンゴで、骨格内に鉄イオンを含むため青色を呈する稀有な造礁性サンゴ。コロニーは扁平な板状または分岐状で、50 cm〜1 m 級。褐虫藻と共生する。

他分類との違い

Anthozoa 綱 (花虫綱) のうち、本種を含む Helioporidae 科は Octocorallia 亜綱 (八放サンゴ亜綱) に属し、Scleractinia 目 (六放サンゴ・イシサンゴ目) の Acropora や Pocillopora とは大きく異なる系統 (ポリプ触手 6 本 vs 8 本)。八放サンゴ類は通常軟質骨格を持つが、本種は例外的に石灰質骨格を形成する。

名前の由来

属名 Heliopora はギリシャ語 hēlios (太陽) + póros (孔) で「太陽の孔」、ポリプ開口が太陽状に並ぶ姿を示す。種小名 coerulea はラテン語で「青色」の意。和名は青い骨格にちなむ。

興味深い特徴

本種は鉄イオン含有による青色色素を骨格に持ち、これは生物界全般でも極めて稀。八放サンゴ亜綱で石灰質塊状骨格を発達させた数少ない現生系統でもある。化石記録は白亜紀以降にあり、Helioporidae 科は「生きた化石」と呼ばれる進化的に古い系統 (ただし現生型の連続性については議論がある)。

明日使えるうんちく

沖縄・石垣島・西表島では本種が浅瀬の「アオサンゴ群落」を形成し、生物多様性の観点で重要種とされる。骨格を磨くと宝石「ブルーコーラル」として加工され、装飾品市場で取引される歴史を持つ。

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