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アザミサンゴ
ACCEPTED NAME

アザミサンゴ(あざみさんご)

Galaxea fascicularis

基本情報

学名

Galaxea fascicularis

学名(カナ)

ガラクセア ファスシクラリス

英名

Galaxy coral

英名(カナ)

ギャラクシーコーラル

大きさ

50〜100 cm(コロニーサイズ)

食性

光合成・捕食(褐虫藻との共生+夜間に触手でプランクトン捕食)

活動時間帯

固着(造礁性)

生息環境

サンゴ礁(水深1-30m)

分布

インド洋・西太平洋・紅海

生態と外見

アザミサンゴ Galaxea fascicularis はインド洋・西太平洋・紅海の水深 1〜30 m に生息する造礁サンゴで、ポリプが管状に伸びて多数並ぶ姿が特徴。コロニーは塊状から半球状に成長し、50 cm〜1 m 級まで達する。褐虫藻と共生し、夜間に長い触手を伸ばしてプランクトンを捕食する。

他分類との違い

同じ Scleractinia 目でも Galaxea 属を含む Euphylliidae 科は管状のポリプ (corallite) が個別に立ち上がる特徴的な骨格構造を持つ。Acropora 科の枝状群体や Pocilloporaidae 科のいぼ状ポリプとは形態が大きく異なる。

名前の由来

属名 Galaxea はギリシャ語 galaxías (銀河) に由来し、コロニー表面に星状に並ぶポリプ口を銀河に例えた。種小名 fascicularis はラテン語 fasciculus (小束) で、ポリプが束状に並ぶ姿を示す。和名「アザミサンゴ」は、夜間に長く伸ばす触手がアザミ (薊) を思わせることに由来する。

興味深い特徴

本種は強力な「侵略触手 (sweeper tentacle)」を持ち、夜間に隣接する他種のサンゴに化学的・物理的攻撃を行う種間競争行動が観察される (Den Tinkelaar & van der Plas, 1986)。サンゴ礁の生物間相互作用研究で重要なモデル種となっている。

明日使えるうんちく

蛍光タンパク質 (FP) の発現が著しく強く、特に紫外励起下で緑色蛍光を呈する個体が多い。蛍光イメージングや観察用照明下で目を引くため「観賞用サンゴ」として水族館での展示頻度も高い。

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