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キンギョ(キンギョ)

Carassius auratus

概要

生態と外見

コイ目コイ科の淡水魚で、原種フナ型は全長 15〜25 cm・体重 200〜400 g 級だが、品種改良された観賞用キンギョは多様で 5〜45 cm の幅がある。野生型 (ヒブナの祖) は背面暗褐色〜灰緑色だが、観賞品種は赤・橙・白・黒・紋様あり等多様。中国南部原産の淡水性で、現在は飼育種が世界中に拡散している。雑食性で藻類・水生昆虫・動物プランクトン等を摂る。IUCN レッドリストでは Least Concern (LC) 評価。

他分類との違い

近縁のフナ Carassius 属内のギンブナ C. langsdorfii・ゲンゴロウブナ C. cuvieri と同属で、原型はフナそのもの。コイ Cyprinus carpio と外見が酷似するが、キンギョには口ヒゲがなく (コイは 2 対のヒゲを持つ)、これが最も明確な識別形質。野生化したキンギョはフナ型に戻る retrograde-evolution が世界各地で観察されている。

名前の由来

学名 Carassius auratusCarassius は中世ラテン語の魚名 carassio に由来し、auratus はラテン語「金色の」。和名「キンギョ (金魚)」は中国の「金魚」(jīnyú) の直訳で、室町期に伝来した文献記録がある。

興味深い特徴

中国晋代 (3〜4 世紀) に赤色変異個体が観察され、宋代 (10〜13 世紀) に観賞魚として系統的な選抜育種が始まったとされる。現在は数百品種があり、和金・琉金・出目金・らんちゅう・東錦・水泡眼など、形態的多様性は魚類でも例外的に大きい。これらは「人為選択による多様化」の生物教育題材として頻繁に引用される。

明日使えるうんちく

寿命は飼育環境下で 10〜30 年に達し、世界最長寿記録は英国の「Tish」が 43 年。記憶能力は 3 秒という俗説は誤りで、実際には複数月単位で迷路学習や色弁別を記憶することが行動実験で示されている。江戸期から日本でも品種開発が行われ、らんちゅう・東錦などは日本独自の系統。

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基本情報

学名

Carassius auratus

学名(カナ)

カラッシウス・アウラトゥス

英名

Goldfish

英名(カナ)

ゴールドフィッシュ

大きさ

5〜30 cm(全長(品種差大))

寿命

10 年〜(品種・飼育環境で差)

食性

雑食(藻類・水生昆虫・無脊椎動物)

生息環境

流れの緩やかな池・水路

分布

東アジア原産(世界各地で飼育)(原種はフナに近い)

見られる施設

施設情報は施設別ページから確認できます。

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