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カリフォルニアアシカ(カリフォルニアアシカ)

Zalophus californianus
動物界脊索動物門哺乳綱食肉目OtariidaeZalophusカリフォルニアアシカ

概要

生態と外見

アシカ科アシカ属の中型鰭脚類で、体長 1.8〜2.4 m・体重 90〜400 kg 級 (雄が大型)。体色は雄が暗褐色〜黒色、雌は淡褐色〜金褐色と性的二色型を示し、雄は成熟すると頭頂部に隆起 (矢状稜) が発達する。北米西岸 (バンクーバー島〜メキシコ・バハカリフォルニア半島) に分布し、岩礁島・砂浜・港湾構造物 (桟橋・ブイ) で休息する都市適応性の高い種。魚類・イカを採食。IUCN レッドリストでは Least Concern (LC) 評価。

他分類との違い

同科のトド Eumetopias jubatus と比べ、体格が小さく雄の頭頂部矢状稜が顕著、性的二色型がより明瞭な点で識別される。雄の頭頂矢状稜は本種で特に発達する形質で、英名 sea "lion" の由来となった頭部隆起を持つ。性質は社会的で発声 (吠え声) が頻繁、ショー動物として知られる。

名前の由来

学名 Zalophus californianusZalophus はギリシャ語 za (大いに) + lophos (隆起・冠) で「大きな隆起のある」、種小名 californianus はラテン語「カリフォルニアの」を意味する。和名「カリフォルニアアシカ」は分布地名そのまま、英名 California sea lion も同様。

興味深い特徴

水族館・動物園でショーや訓練に最も多く用いられる鰭脚類で、優れた学習能力と社会的順応性を持つ。米国海軍はカリフォルニアアシカを海中での物品回収訓練に運用してきた経緯がある (US Navy Marine Mammal Program 1960 年代〜)。野生個体は港湾・桟橋に滞留して観光資源化する一方、漁業との競合・船舶衝突等が問題となる。

明日使えるうんちく

メキシコ・バハカリフォルニア湾の集団と、太平洋西岸 (米国側) の集団の間で 1990 年代以降の遺伝的・形態学的分離が報告され、ガラパゴスアシカ Zalophus wollebaeki は別種として分離された (Wolf et al. 2007, Mol Phylogenet Evol 42:268-275)。本種の繁殖個体群は近年も増加傾向にあり、北米西岸海洋生態系の指標種として位置づけられる。

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基本情報

学名

Zalophus californianus

学名(カナ)

ザロフス・カリフォルニアヌス

英名

California sea lion

英名(カナ)

カリフォルニアシーライオン

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