概要
生態と外見
ツチブタ目ツチブタ科の中型哺乳類で、頭胴長 1〜1.3 m 級、これに太い尾が加わる。豚のような長い吻、長く立った耳、強い掘削用のかぎ爪が特徴。サハラ以南のアフリカの草原やサバンナに広く生息し、夜行性で、もっぱらアリやシロアリを食べる。
他分類との違い
外見は豚やブタ類を思わせるが系統的にはまったく異なり、ツチブタ目という独自の目に分類される本種一種のみからなる。アリ食という点ではアリクイ類やセンザンコウに似るが、これらとは別系統で、独特の構造をもつ歯を生涯にわたって生やし続ける点で区別される。
名前の由来
学名 Orycteropus afer の属名はギリシャ語で「掘る足」を意味し、強力な掘る前肢にちなむ。種小名 afer は「アフリカの」を意味する。英名 Aardvark はアフリカーンス語で「土の豚」を意味し、和名「ツチブタ」もこれを直訳したものである。
興味深い特徴
歯は表面のエナメル質をもたず、多数の細い管が束ねられたような独特の構造をしており、この特徴が分類上の手がかりになっている。一晩で何キロも歩き回り、強いかぎ爪で短時間に固いシロアリの塚を掘り崩して、長く粘り気のある舌で獲物をなめ取る。
明日使えるうんちく
掘った巣穴は本種が使わなくなったあと、イボイノシシや小型の哺乳類・鳥など多くの動物のすみかとして再利用され、サバンナの生態系で重要な役割を果たす。乾季には水分の多い特定の植物の地下部を食べて水を補うことも知られる。
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基本情報
学名
Orycteropus afer
学名(カナ)
オリュクテロプス・アフェル
英名
Aardvark
英名(カナ)
アードバーク
大きさ
1〜1.3 m(頭胴長)
体重
40〜65 kg
寿命
18〜23 年(飼育下)
食性
食虫(アリやシロアリ)
活動時間帯
夜行性
生息環境
草原・サバンナ
分布
サハラ以南のアフリカ
見られる施設
施設情報は施設別ページから確認できます。
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