概要
生態と外見
食肉目イヌ科の中型肉食獣で、頭胴長 75〜110 cm 級、肩高 60〜75 cm ほど。黒・茶・白・黄の不規則なまだら模様の体毛と、大きな丸い耳が特徴で、個体ごとに模様が異なる。アフリカのサバンナや疎開林に生息し、群れで協力してインパラなど中型の獲物を追いかけて狩る。
他分類との違い
イヌ属やキツネ類と異なり、リカオン属は前肢の指が四本 (狼爪を欠く) で、これが本属を特徴づける。家畜化されたイヌやオオカミとは別系統で、独自の属に分類される。集団での狩りの成功率が高く、長距離を追走して獲物を疲れさせる持久型のハンターである点も際立つ。
名前の由来
学名 Lycaon pictus は、ギリシャ神話の人物・狼にちなむ属名と、「彩られた・絵に描いたような」を意味する種小名からなり、まだら模様の体にちなむ。和名「リカオン」は属名 Lycaon の音をそのまま用いたもの。
興味深い特徴
群れの結束が非常に強く、狩りの前後にはくしゃみのような音を出して合図し、行動の開始を「投票」のように決めると報告されている。狩りで得た獲物は、留守番をしていた子や老いた個体にも分け与える協力的な社会をもつ。
明日使えるうんちく
大きな丸い耳は、仲間との連絡や暑い環境での放熱に役立つと考えられている。獲物を仕留める成功率が大型ネコ類より高いとされ、効率のよい集団ハンターとして知られる。
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基本情報
学名
Lycaon pictus
学名(カナ)
リカオン・ピクトゥス
英名
African wild dog
英名(カナ)
アフリカンワイルドドッグ
大きさ
75〜110 cm(頭胴長)
体重
18〜36 kg
寿命
10〜12 年(野生)
食性
肉食(中型有蹄類)
活動時間帯
昼行性
生息環境
サバンナ・疎開林
分布
サハラ以南のアフリカ
見られる施設
施設情報は施設別ページから確認できます。
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