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ニシゴリラ(ニシゴリラ)

Gorilla gorilla

概要

生態と外見

西アフリカ (カメルーン・ガボン・コンゴ共和国・中央アフリカ共和国等) の熱帯雨林に分布する大型類人猿で、体重 雄 140〜200 kg・雌 70〜100 kg。被毛は黒褐色で、成熟雄は背中が銀灰色になる「シルバーバック」が特徴。地上性で 4 足歩行 (knuckle-walking) が基本、フルーツと葉を中心とする草食寄り雑食。IUCN レッドリストでは Critically Endangered (CR) 評価で、エボラ出血熱と密猟が主要な脅威。

他分類との違い

ヒガシゴリラ (Gorilla beringei) と約 200 万年前に分岐したと考えられ、ヒガシゴリラより小型でフルーツ食依存度が高い点で区別される。Mountain Gorilla (G. b. beringei) はヒガシゴリラの亜種として分類される。チンパンジー・ボノボより明確に大型で、樹上性は限定的。

名前の由来

属名・種小名ともに Gorilla で、古代カルタゴの航海者ハノが西アフリカで報告した「毛深い種族」の呼称に由来する。和名「ニシゴリラ」は産地と分類群の組み合わせで、ヒガシゴリラと対比して命名された。

興味深い特徴

シルバーバック雄は群れの絶対的リーダーとして繁殖・移動・防衛を統率し、群れ内の血縁雌・若雄を保護する。「胸叩き」(chest beating) は喉袋 (laryngeal air sac) で増幅された低周波を含み、数 km 先まで届くとされる威嚇・自己誇示行動。

明日使えるうんちく

ニシゴリラはヒトと約 98.4% のゲノム類似度を持ち、ヒト・チンパンジー・ボノボに次ぐ近縁性を示す。手話による意思疎通実験 (有名な雌個体 Koko、1971〜2018) は野外個体群とは別系統の飼育個体研究だが、認知能力研究に大きく寄与した。

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基本情報

学名

Gorilla gorilla

学名(カナ)

ゴリラ・ゴリラ

英名

Western Gorilla

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施設情報は施設別ページから確認できます。

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