学名
Cryptobranchus alleganiensis
学名(カナ)
クリュプトブランクス・アレガニエンシス
生態と外見
有尾目オオサンショウウオ科の大型の両生類で、全長 30〜60 cm 級。平たい体と頭、体側に走るひだ状のたるんだ皮膚が特徴。北アメリカ東部の冷たく酸素の豊富な渓流に生息し、岩の下にひそんでザリガニや小魚・水生昆虫を食べる。北米最大級の両生類である。
他分類との違い
日本にすむオオサンショウウオ (Andrias japonicus) と同じオオサンショウウオ科に属するが、別の属に分類され、より小型である。同じく終生水中で暮らすが、肺はあまり使わず、体側のたるんだ皮膚のひだを通して水中の酸素を取り込む皮膚呼吸への依存が際立つ。
名前の由来
学名 Cryptobranchus alleganiensis の属名はギリシャ語で「隠れたえら」を意味し、成体で外えらが目立たなくなることにちなむ。種小名はアメリカのアレゲーニー地方に由来する。和名「アメリカオオサンショウウオ」は、アメリカにすむオオサンショウウオの意で、英名 Hellbender はその独特の姿にちなむ俗称とされる。
興味深い特徴
体側のひだ状の皮膚は表面積を広げ、皮膚を通したガス交換を効率よく行うのに役立つ。酸素を多く必要とするため、冷たく流れの速いきれいな川にしかすめず、水質の良し悪しを示す指標的な生き物とされる。
明日使えるうんちく
オスが川底の大きな石の下に巣をつくり、メスが産んだ卵を守り、新鮮な水を送り続けて世話をする。動作はゆっくりして見えるが、待ち伏せから獲物に噛みつく瞬間は素早い。
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