概要
生態と外見
齧歯目テンジクネズミ科の小型哺乳類で、頭胴長 20〜25 cm 級。ずんぐりした体、短い四肢、ほとんど目立たない尾が特徴。南アメリカのアンデス地方で家畜化された種で、現在は野生個体群をもたず、すべて飼育下で見られる。草や野菜などを食べる草食性。
他分類との違い
南米にすむ近縁の野生のテンジクネズミ類を祖先にもつと考えられているが、本種そのものは家畜化された種で野生には存在しない。同じ齧歯目でも、跳ねて移動するネズミ類と違い、地面を低く歩く。体内でビタミン C を合成できず、食事から摂る必要がある点も、多くの齧歯類と異なる珍しい特徴である。
名前の由来
学名 Cavia porcellus の種小名 porcellus はラテン語で「小さな豚」を意味し、ずんぐりした姿と鳴き声にちなむ。英名 Guinea pig も「豚」を含むが、その由来には諸説ある。和名「モルモット」は、別の齧歯類マーモットと取り違えられた呼称が定着したものとされる。
興味深い特徴
ビタミン C を体内でつくれないため、新鮮な野菜などからこの栄養を補う必要があり、この性質から栄養学の研究で重要な役割を果たしてきた。鳴き声のレパートリーが豊かで、餌をねだるとき・仲間を呼ぶときなどで声を使い分ける。
明日使えるうんちく
南米アンデスの先住民の暮らしと古くから深く結びつき、食用や儀礼の対象として飼われてきた歴史をもつ。実験動物として広く使われたことから、英語では試される対象のたとえとして名が使われることもある。
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基本情報
学名
Cavia porcellus
学名(カナ)
カウィア・ポルケッルス
英名
Guinea pig
英名(カナ)
ギニアピッグ
大きさ
20〜25 cm(頭胴長)
体重
0.7〜1.2 kg
寿命
4〜8 年(飼育下)
食性
草食(草や野菜)
生息環境
飼育下(野生個体群なし)
分布
南アメリカ原産(アンデス地方で家畜化)
見られる施設
施設情報は施設別ページから確認できます。
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