概要
生態と外見
アロワナ目アロワナ科の大型淡水魚で、全長 2〜3 m 級に達する世界最大級の淡水魚の一つ。細長い体に、後方の体や尾びれにかけて赤みを帯びた鱗をもつ。南米アマゾン川流域の本流や氾濫原、止水域に生息し、魚を主に小動物も食べる肉食性。
他分類との違い
同じアロワナ目のアロワナ類と比べてはるかに大型で、頭が硬い骨板に覆われている。多くの魚がえら呼吸だけで暮らすのに対し、本種は浮き袋を肺のように使って空気呼吸ができる点が際立つ。鱗は二層構造で非常に硬く、ピラニアの歯にも耐えるしなやかさと強さをあわせもつ。
名前の由来
学名 Arapaima gigas の種小名 gigas はギリシャ語で「巨大な」を意味し、その大きさにちなむ。「ピラルク」は南米先住民の言葉で「赤い魚」を意味するとされ、尾近くの赤い鱗にちなむ。属名・英名 Arapaima も現地名に由来する。
興味深い特徴
数分ごとに水面に口を出して空気を吸い込み、浮き袋を肺のように使って酸素を取り込む。このため酸素の乏しい止水域でも生きられる一方、必ず水面に上がる必要がある。硬い鱗の構造は、軽くて丈夫な素材の研究対象として注目されている。
明日使えるうんちく
親が口の周りから栄養を含んだ分泌物を出し、稚魚がそれを食べて育つと報告されており、魚としては手厚い子育てを行う。乾季に水位が下がって取り残されることがあるため、空気呼吸の能力が生き延びるうえで役立っている。
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基本情報
学名
Arapaima gigas
学名(カナ)
アラパイマ・ギガス
英名
Arapaima
英名(カナ)
アラパイマ
大きさ
2〜3 m(全長)
体重
100〜200 kg
食性
肉食(主に魚)
生息環境
本流・氾濫原・止水域
分布
南米アマゾン川流域
見られる施設
施設情報は施設別ページから確認できます。
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