メインコンテンツへ移動
Zoobrary
ACCEPTED NAME

ジャイアントパンダ(ジャイアントパンダ)

Ailuropoda melanoleuca
動物界脊索動物門哺乳綱食肉目UrsidaeAiluropodaジャイアントパンダ

基本情報

学名

Ailuropoda melanoleuca

学名(カナ)

アイルロポダ・メラノレウカ

英名

Giant Panda

生態と外見

中国・四川省と陝西省・甘粛省の標高 1,200〜3,400 m の竹林に分布するクマ科で、体長 1.2〜1.9 m・体重 70〜150 kg。白地に四肢・耳・目の周りが黒い独特の模様を持ち、99% を竹に依存する草食寄りの雑食性。前肢に「擬似拇指 (pseudo thumb)」と呼ばれる橈側種子骨の伸長があり、竹を巧みに把持する。IUCN レッドリストでは Vulnerable (VU) 評価 (2016 年に Endangered から VU に再評価)。

他分類との違い

クマ科 (Ursidae) でありながら、肉食寄りの近縁 Ursus 属と異なり食性が竹に高度特化している。同じく「パンダ」と呼ばれるレッサーパンダ (Ailurus fulgens) は独立科 Ailuridae (アイルルス科) に属し、Musteloidea 上科の中で別系統に位置する。両者は収斂進化として擬似拇指を独立に獲得した点が注目される。

名前の由来

属名 Ailuropoda はギリシャ語で「ネコの足を持つ」、種小名 melanoleuca は「黒と白」を意味する。和名「ジャイアントパンダ」は英語 Giant Panda の音写で、レッサーパンダと区別する目的で「ジャイアント (大型)」が冠された。

興味深い特徴

腸はクマ科本来の短い構造を保持しており、竹の消化効率はおよそ 17% と低い。これを補うため成体は 1 日 12〜38 kg もの竹を採食する。出生時の体重は約 100 g で、成体比 (1/900 級) は哺乳類で最も極端な部類に入る。

明日使えるうんちく

ジャイアントパンダのゲノム解析からは肉食性遺伝子 (T1R1 旨味受容体) が pseudogene 化していることが分かっており、竹食への移行は約 200 万〜700 万年前と推定される。新生仔がほぼ無毛・無防備で生まれる「altricial」発達も哺乳類としては極端な部類に入る。

この説明は役に立ちましたか?

見られる施設

施設情報は施設別ページから確認できます。

写真

写真はまだありません。

関連ニュース

関連ニュースはまだありません。

関連論文

最新1