施設の特徴
名古屋シーライフ水族館の特徴
約150種類の生きものを、川から海まで探して学ぶ
名古屋シーライフ水族館は、日本の川や海をめぐる探検をテーマにした体験型水族館です。館内では約150種類の生きものを展示し、アカオビシマハゼ、アブラハヤ、アブラボテ、カマツカ、カワムツなどの淡水魚から、アカエイ、ウシバナトビエイ、オオテンジクザメ、クエ、チンアナゴ、タツノオトシゴ、クラゲ類まで、体の大きさも暮らす場所も違う生きものを見比べられます。なかでも、清流・木曽川をイメージしたゾーンは愛知らしさがあり、地域の魚と金魚を同じ流れの中で見ることで、身近な水辺の生物にも目が向きます。世界に広がるSEA LIFEブランドの一員で、日本国内ではこの館だけの外資系水族館という点も、展示の語り口や学び方に独自性を与えています。
11ゾーン25水槽で、観察角度と体験を変える展示
展示方法の特徴は、巨大水槽で圧倒するよりも、11のゾーンと25の水槽を通して「近づく・探す・触れる・比べる」体験を重ねることです。360度に囲まれる水槽では、魚が周囲を泳ぐ感覚を味わえ、木曽川、ロックプール、シーホースフォレスト、名古屋港、サンゴ礁の海、エイの浜辺、クラゲの海、沈没船、竜宮城へと進む構成は、子どもが生きもののすみかを物語のようにたどれる動線になっています。ロックプールではヒトデなどを近くで観察し、シーホースフォレストではマングローブの根の間に隠れるタツノオトシゴを探せます。エイのショーやダイバーによる給餌では、エイの体のつくりや、一匹ずつ状態を見ながら餌を与える意味も伝えられます。
Rescue・Restore・Protectを伝える飼育と保護の現場
繁殖・飼育の面では、SEA LIFEが世界共通で掲げる「Rescue・Restore・Protect」の考え方が展示と体験に組み込まれています。名古屋シーライフ水族館でも、保護中のウミガメを紹介する展示や、生物多様性が豊かな海を守るためのトーク、レンジャー・ミッションなどを通して、海の生きものを「見る対象」だけでなく「守る対象」として伝えています。バックヤード体験ツアーでは、ふだん見られない飼育の裏側に入り、水槽を支える水の管理、給餌、掃除、飼育員の観察作業を学べます。チンアナゴ、ウツボ、タツノオトシゴなどの餌やりトークもあり、食べ方や隠れ方、体のしくみを知ることで、小さな水槽の中にも飼育技術と日々の健康管理が積み重なっていることが見えてくる水族館です。
