施設の特徴
那須サファリパークの特徴
ホワイトライオンをはじめ、大型動物の体格差を一度に感じる
那須サファリパークは、ホワイトライオン、ベンガルトラ、アジアゾウ、キリン、カバ、ミナミシロサイ、アメリカバイソン、チャップマンシマウマ、エランド、シロオリックス、ブラックバックなど、草食動物から肉食獣までを広く飼育するサファリ型の動物園です。なかでもホワイトライオンは、アフリカライオンの白変種で、公式の動物紹介でも世界的に個体数が少ない存在として扱われています。全長1.6〜2.5m、体重130〜250kgほどになる白い大型ネコ科動物を、トラや通常のライオン、サイ、キリンなどと見比べられるため、体色、体格、食性、群れ方の違いが直感的に伝わります。希少な白いライオンを中心に、動物の「大きさ」と「迫力」を生物の特徴として体感できるのが、この園の大きな魅力です。
車内・金網バス・歩く展示で、距離感を変えて観察する
展示方法の特徴は、動物のいる区画へ人が車で入っていくサファリ形式にあります。ライオンバスでは高い座席からキリンなどの大型草食動物を見やすく、スタッフの案内を聞きながら、その時々の動物の動きに注目できます。マイカーやサファリカーでは、低い目線から近づいてくるシマウマやラマ、シカ類の体の厚みや口の動きを感じやすいのが特徴です。さらに、全方向を金網で覆った「WILDRIDE」では、通常の草食動物への給餌に加え、ライオンへの肉やりも行われます。目の前で開く口、うなり声、息づかいまで感じられる設計は、肉食獣の力を安全な距離で見せる工夫です。ナイトサファリでは、夜に活動的になるライオンやトラ、ビントロングなどを観察でき、昼とは違う動物の時間帯を知る入口にもなっています。
繁殖・飼育の面では、繁殖実績を前面に出す施設というより、放し飼い型展示で多種の大型動物を安全に見せる飼育運用が見どころです。肉食動物への給餌を専用の金網バスに限定したり、草食動物へのエサやりをバスやウォーキングエリアで行ったりすることで、来園者が食べ方を観察しながらも、動物との距離を管理しています。ふれあい広場ではウサギ、モルモット、カピバラなどの小動物も扱い、サファリゾーンの大型動物とは別に、体温や動きの細かさを近くで感じられる構成です。天候や動物の健康状態によって展示を変更する場合がある点も、多数の野生動物を扱う施設として、動物の状態を優先する飼育管理の一部といえます。
