施設の特徴
市原ぞうの国の特徴
国内最多のゾウが暮らす、ゾウ特化型の動物園
市原ぞうの国は、アジアゾウとアフリカゾウを中心に、ゾウの個性や能力を間近で知ることに特化した動物園です。公式情報では「ゾウの飼育数日本一」と紹介されており、当園生まれの個体を含むゾウのファミリーを一頭ずつ紹介しています。アジアゾウの「ゆめ花」「りり香」「もも夏」「ら夢」、雄の「結希」や「テリー」、唯一のアフリカゾウ「サンディ」など、年齢、性格、得意な動き、家族関係を知ってから会えるのが大きな魅力です。単に大きな動物として見るのではなく、鼻先の器用さ、牙や耳の形、親子・仲間同士の関係、個体ごとの表情を見比べられる点に、ゾウ専門施設としての強さがあります。
お絵かき・餌やり・近距離観察で引き出すゾウの行動
展示方法の特徴は、ゾウを遠くから眺めるだけでなく、行動や知能、器用さを体感できる場面が多いことです。ぞうさんのパフォーマンスタイムでは、ゾウのお絵かき、ダンス、サッカーなどが紹介され、特に当園生まれの「ゆめ花」は絵や文字を書くことが得意な個体として知られています。おやつをあげる体験では、ゾウが長い鼻を伸ばして食べ物を受け取る様子を近くで観察でき、鼻先で小さなものをつまむ繊細な動きや、口へ運ぶしぐさがよく分かります。口コミでも、ゾウとの距離の近さ、餌やりの迫力、パフォーマンスの印象深さが多く語られており、展示空間そのものが「ゾウの体と行動を知る」ための体験型展示になっています。
国内のアジアゾウ繁殖を支える、貴重な飼育実績
繁殖・飼育の面では、アジアゾウの出産と育成実績が大きな特筆点です。2007年に誕生した「ゆめ花」は、同園で初めて生まれ、日本で初めて母ゾウによる自然哺育で育ったアジアゾウとして紹介されています。その後も「りり香」「もも夏」「ら夢」などが誕生し、市原ぞうの国は国内で数少ないアジアゾウ繁殖の実績を重ねてきました。さらに、他園から依頼を受けて出産を受け入れた例や、母乳が出ない個体への人工哺育、育児拒否があった子を別の雌ゾウが育てた例など、ゾウの出産後に起こる難しい課題にも向き合っています。現在も「ゆめ花をママに」プロジェクトのように、日本生まれのアジアゾウが次世代を残すための取り組みが続けられており、ゾウを見て楽しむだけでなく、長寿で繁殖が難しい大型動物の命をどうつなぐかまで感じられる動物園です。
