施設の特徴
江戸川区自然動物園の特徴
身近な公園の中で、多彩な動物に出会える区立動物園
江戸川区自然動物園は、行船公園の中にある、地域に親しまれてきた都市型の動物園です。1983年に23区初の区立動物園として開園し、現在は約60種・約570点の動物を飼育しています。園内では、レッサーパンダ、フンボルトペンギン、オタリア、オグロプレーリードッグ、ワラビー、リスザルなど、子どもにも親しみやすい動物を近い距離で観察できます。大規模なサファリ型施設ではありませんが、コンパクトな園内に見どころがまとまっていて、動物の表情や動きをじっくり見やすいのが魅力です。
都内では貴重なオオアリクイと、行動を引き出す飼育の工夫
希少性のある展示として注目したいのがオオアリクイです。オオアリクイはIUCNのレッドリストで絶滅危惧種に指定されており、国内の飼育園も限られています。江戸川区の発表では、都内で見られるのは同園だけとされ、2024年には2回目となる繁殖にも成功しました。飼育では、食べ物を与える時間や場所を変えたり、アリの巣を模したエサ箱を使ったりして、限られた展示空間でも本来の採食行動に近い動きを引き出す工夫が紹介されています。長い舌を使って食事をする姿は、動物の体のつくりと暮らし方が結びついて見える、同園ならではの観察ポイントです。
ふれあいと学びを通して、動物を身近に感じる
体験面では、ウサギ、モルモット、ヤギ、ヒツジなどと関われる「ふれあいコーナー」が人気です。見るだけでなく、やさしく触れる体験を通して、小さな子どもが動物との距離感や命への接し方を学びやすい構成になっています。日によってはオタリアなどの「もぐもぐタイム」も行われ、飼育員の解説を聞きながら食事の様子を観察できます。また、区内小学校の生活科授業と連携していることも公式に紹介されており、地域の子どもたちにとって身近な環境学習の場として機能している点も特徴です。
行船公園と平成庭園がつくる、ゆったりした雰囲気
立地の魅力は、動物園が行船公園の一角にあり、周囲の緑や水辺と一緒に楽しめることです。公園内には池を中心にした回遊式の日本庭園「平成庭園」もあり、サクラ、ツツジ、ハナショウブ、モミジなど季節の植物が景色を変えてくれます。口コミでは「小さめだが動物との距離が近い」「子どもの動物園デビューにちょうどよい」「公園遊びとあわせて楽しめる」「家族連れで過ごしやすい」といった声が目立ちます。肩ひじ張らずに訪れ、動物を見て、公園を歩き、季節の自然にも触れられる、日常の延長にあるあたたかな動物園です。
