概要
生態と外見
無尾目ヒキガエル科の大型のカエルで、体長 10〜15 cm 級、大きな個体ではさらに大きくなる。いぼだらけの乾いた皮膚と、目の後ろにある大きな毒腺 (耳腺) が特徴。中南米が原産で、昆虫から小動物まで幅広く食べる。世界各地に持ち込まれ、侵略的な外来種として知られる。
他分類との違い
ヒキガエル科の中でも特に大型で、皮膚はごつごつと乾いていて、水辺から離れた乾いた環境にも耐えられる。多くのカエルが昆虫だけを食べるのに対し、本種は口に入る動くものをほとんど何でも食べる旺盛な食性をもつ点で際立つ。
名前の由来
学名 Rhinella marina の種小名 marina はラテン語で「海の」を意味するが、実際に海にすむわけではなく、命名当時の解釈に由来するとされる。英名 Cane toad は、サトウキビ (cane) 畑の害虫対策に導入された歴史にちなむ。和名「オオヒキガエル」は、大型のヒキガエルの意である。
興味深い特徴
目の後ろの大きな毒腺から、外敵に襲われると白い毒液を分泌して身を守る。この毒は強く、捕食しようとした動物に深刻な害を与えるため、持ち込まれた地域では在来の捕食者に大きな影響を及ぼしている。
明日使えるうんちく
害虫駆除を期待してオーストラリアなどに導入されたが、定着して急速に増え、かえって生態系をかき乱す代表的な事例として広く知られる。一度に非常に多くの卵を産み、繁殖力が高いことも分布拡大の一因である。
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基本情報
学名
Rhinella marina
学名(カナ)
リネッラ・マリナ
英名
Cane toad
英名(カナ)
ケーントード
大きさ
10〜15 cm(体長)
食性
雑食(昆虫から小動物まで)
活動時間帯
夜行性
生息環境
多様な陸上環境(水辺から離れた乾燥地にも)
分布
中南米原産(各地に移入)
見られる施設
施設情報は施設別ページから確認できます。
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