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トマトガエル(トマトガエル)

Dyscophus antongilii

概要

生態と外見

無尾目ヒメアマガエル科の中型の地上性カエルで、雌は体長 8〜10 cm 級と大きく、雄はより小型 (6 cm 級)。雌は鮮やかな赤橙色で、熟したトマトを思わせる体色が名の由来。雄はより地味な黄褐色。マダガスカル北東部 (アンタンギル湾周辺) の固有種で、低地の湿地や水辺に生息し、昆虫・無脊椎動物を捕食する。

他分類との違い

マダガスカルには本種を含む Dyscophus 属が 3 種知られ、本種は最も大型で体色が鮮やか。樹上性のアマガエル科と異なり地上〜半地中性で、吸盤は発達しない。アフリカ本土には分布せず、マダガスカルの固有性の高い両生類相を象徴する一群に属する。

名前の由来

学名 Dyscophus antongiliiantongilii は、模式標本の産地であるマダガスカル北東部のアンタンギル湾 (Baie d'Antongil) に由来する。和名「トマトガエル」と英名 Tomato frog はいずれも雌の鮮やかな赤橙色をトマトに見立てた呼称。

興味深い特徴

外敵に襲われると体を膨らませて大きく見せ、皮膚から白い粘着性の分泌物を出す。この分泌物は捕食者の口や目に張り付いて忌避効果を持ち、人によってはアレルギー反応を起こすことが報告されている。鮮やかな赤橙色は捕食者への警告色として機能すると考えられている。

明日使えるうんちく

マダガスカル固有種で、ペット取引の対象になった歴史を持つ。よく似た近縁種のサビトマトガエル Dyscophus guineti がペット市場で本種の代替として流通することが多い。

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基本情報

学名

Dyscophus antongilii

学名(カナ)

ディスコフス・アントンギリイ

英名

Tomato frog

英名(カナ)

トマトフロッグ

大きさ

オス 6 cm / メス 8〜10 cm(体長 雌が雄より大きい)

食性

飼育下(肉食)

活動時間帯

昆虫・無脊椎動物(夜行性)

見られる施設

施設情報は施設別ページから確認できます。

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