概要
生態と外見
奇蹄目サイ科の大型哺乳類で、体重は 0.8〜1.4 t 級。鼻先に二本の角をもち、尖って可動性のある上唇が最大の特徴。アフリカ東部・南部のサバンナや低木林に生息し、低木の枝葉や若芽を選んで食べる枝葉食 (ブラウザー) に適応している。
他分類との違い
同じアフリカに分布するシロサイ Ceratotherium simum とは、上唇の形と採食方法で明確に区別される。本種の上唇は尖って指のように動かせ、低木の枝葉をつまんで食べるのに適する。これに対しシロサイは幅広い唇で地面の草を食べる。本種はシロサイより小柄で、単独でいることが多く、気性が荒いとされる。
名前の由来
学名 Diceros bicornis は、ギリシャ語・ラテン語で「二本の角」を意味し、鼻先に並ぶ二本の角にちなむ。英名 Black に色の根拠は乏しく、白く見えるシロサイ (white) との対比でつけられたとされる。和名「クロサイ」もこの英名を直訳したもの。
興味深い特徴
尖った上唇を指のように使って枝葉をつまみ取る器用さをもち、トゲのある植物も上手に食べる。視力は弱いが嗅覚と聴覚に優れ、不意の物音に対して突進する行動をとることがある。
明日使えるうんちく
体に付く寄生虫を、背中に止まるウシツツキという鳥がついばんで取り除き、危険が近づくと鳴いて知らせるという関係が知られている。泥浴びを好み、乾いた泥が皮膚を覆うことで日差しや虫よけになると考えられている。
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基本情報
学名
Diceros bicornis
学名(カナ)
ディケロス・ビコルニス
英名
Black rhinoceros
英名(カナ)
ブラックライノセラス
大きさ
3〜3.8 m(頭胴長)
体重
800〜1400 kg
寿命
35〜50 年
食性
草食(低木の枝葉や若芽)
生息環境
サバンナ・低木林
分布
アフリカ東部・南部
見られる施設
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